必要な時間は約 9 分です。
「シンプルでオシャレ」「便利な機能が豊富」「お手入れしやすい」などの魅力に惹かれて、タンクレストイレへの交換を検討している方も多いのではないでしょうか?
今回は、タンク式トイレとの違いに触れながら、タンクレストイレのメリット・デメリットや選び方などについて解説します。
- タンクレストイレとは?
- タンクレストイレの基本構造
- タンク式トイレとの違い
- マンションへの設置は確認が必要
- タンクレストイレのメリット4選
- デザイン性が高い
- 掃除がしやすい
- 節水効果が高い
- 設置の幅が狭い
- タンクレストイレのデメリット4選
- 設置や修理にかかる費用が高い
- 電気代がかかる
- 設置条件がある
- 手洗い場がない
- タンクレストイレの選び方のポイント
- デザイン性
- 機能性
- 予算
- 設置条件の適合性
- まとめ
タンクレストイレとは?
タンクレストイレとは、便器の背面に貯水タンクがついていないタイプのトイレです。「水道直結式」という方法で水を供給するため、排水時は水道管から便器に直接水を引き、水道圧を利用して排泄物を流します。貯水をしないので続けて水を流せますが、タンクがないので手洗い器が備わっていないことが多いです。
また、温水洗浄便座(ウォシュレット)が標準装備されていたり、多数の機能が搭載されていたりなど多機能なトイレが主流であることも特徴的です。
タンクレストイレの基本構造
タンクレストイレは名前の通りタンクがついておらず、便器と便座で構成されています。便器は、水道管から直接供給された水が渦巻き状に流れる設計です。これにより、少量の水で排泄物を流しています。
ただ、タンク式トイレに比べて水圧が弱いため、水道圧の低い場所にタンクレストイレを設置する場合は加圧装置で水圧不足を補う必要があります。
タンク式トイレとの違い
タンクレストイレとタンク式トイレの主な違いは、トイレの構造と水の流れる仕組みです。
タンク式トイレは、タンク・便座・便器の3つから構成されています。
便器の背面にタンクが設置されており、タンク内には常に一定量の水が溜められています。タンクの水は排水時に勢いよく便器に落とされ、このときの圧力を利用して排泄物を流します。タンクは一度の排水で空になるため、排水後はすぐに一定量の水が水道管から供給されます。
このように、タンク式トイレは一定の水圧が保たれる構造になっているため、設置場所の水道圧に左右されずに排水できます。ただし、排水後はタンクに貯水されるまで水を流せないため連続で排水することができません。
マンションへの設置は確認が必要
お住まいのマンションによっては構造上の問題で、タンクレストイレが設置できない、あるいは禁止されている場合があります。管理規約を見たり管理会社に問い合わせたりして、タンクレストイレの設置が可能か事前に確認しましょう。
タンクレストイレのメリット4選
タンクレストイレの主なメリットは以下の4つです。
それぞれのメリットについて解説します。
デザイン性が高い
タンクレストイレはすっきりとしたシンプルなデザインをしており、タンク式トイレに比べてモダンでオシャレな印象を受けやすいです。
デザイン性の高さからインテリアにこだわる方からも人気があります。
掃除がしやすい
タンクレストイレはタンクがないためタンク内の掃除が不要です。さらに便器周りの凹凸が少なく隙間がないので、タンク式トイレに比べて掃除しやすいつくりになっています。
また、多くの製品は汚れの付きにくい素材が使用されていたり、自動洗浄機能や除菌・抗菌機能などの機能を搭載していたりするため、従来よりも掃除の手間を省くことができます。
節水効果が高い
タンクレストイレは少ない水で流せるように設計されており、タンク式トイレの1/3の水量で排水することが可能です。
節水型トイレに交換することで期待できる節約効果や、便器交換にかかる料金などについて知りたい方は下記記事を参考にしてください。
>>節水型トイレへの交換はどれだけ効果がある?費用や補助金も解説
設置の幅が狭い
タンクレストイレはタンクがない分、タンク式トイレに比べて横幅も狭く高さも抑えられ、全体的に一回り小さいつくりになっています。そのため、狭い空間でも圧迫感がなくゆとりのある空間を演出できます。
タンクレストイレのデメリット4選
タンクレストイレの主なデメリットは以下の4つです。
それぞれのデメリットについて解説します。
設置や修理にかかる費用が高い
タンクレストイレは、タンク式トイレに比べて本体価格が高額になりやすいです。
また、便器と便座がセットになっているため、どちらかが破損した場合は本体ごと交換する必要があり、修理代も高額になりやすいというデメリットがあります。
下記記事では、トイレの修理を業者に依頼する際の料金や業者の選び方に関して詳しく解説しているのでぜひ併せてご覧ください。
>>トイレ修理の費用相場や業者選びのポイントは?自分でできる修理方法も解説
電気代がかかる
タンクレストイレはコンパクトな形状を実現するために、電子部品やモーターが便器に内蔵されています。さらに、さまざまな快適機能が搭載されていることが多いので、電気代がかかるというデメリットがあります。
設置条件がある
タンクレストイレを設置するには主に以下の条件をクリアしている必要があります。
- 一定の水圧を確保できるか
- 電気工事は可能か
高層階などの水圧の低い家は設置することが難しいです。設置する場合は、ブースターなどの加圧装置を設置する必要があります。
さらに、タンクレストイレは電気を使用するため、設置時にコンセントの設置・増設や配線工事などをおこないます。タンクレストイレを設置するために必要な電気工事を実施できない環境では設置が難しいです。
手洗い場がない
従来のトイレはタンクの上に手洗い器が付いていましたが、タンクレストイレはタンクがないため手洗い器が付いていないものが多いです。
そのため、手洗い器を別に設置するか、トイレ外の手洗い場を利用する必要があります。
タンクレストイレの選び方のポイント
タンクレストイレを選ぶ際は、以下4つのポイントで比較することがおすすめです。
それぞれのポイントについて解説します。
デザイン
同じタンクレストイレでも製品によって便器の形状や色などが異なり、便器のデザインによってトイレの印象が大きく変わります。
便器もインテリアの一部と捉え、ご自身の好みやトイレの雰囲気に合うデザインを選ぶことで心地の良い空間づくりにつながります。
機能性
タンクレストイレは多機能なものが多く、製品によって搭載機能が異なります。
ご自身が最低限必要とする機能をピックアップし、それらが搭載されている製品を選ぶことで購入後の後悔も少なくなるでしょう。
予算
タンクレストイレは便器本体の価格が比較的高いため、事前にタンクレストイレの相場を調べてご自身の予算を決めておくことも大切です。搭載機能が豊富なほど本体価格が高額になる傾向があるため、機能の優先度を決めておくと予算決定に役立ちます。
また、タンクレストイレを導入する際は、本体の費用とは別途で工事費用もかかることを念頭においておきましょう。
設置条件の適合性
タンクレストイレを導入する際は、以下の条件をクリアしているか必ず確認しましょう。
- 排水方式
- 設置スペース
- 水圧
排水方式には「壁排水」と「床排水」の2種類があります。ご自宅のトイレの排水管の位置を確認し、排水方式に適合している製品を選びましょう。
また、設置スペース内に便器が収まるか、水圧は十分にあるかを確認することも大切です。
まとめ
今回はタンクレストイレの説明と、メリット・デメリットや選び方についてまとめました。
トイレ空間をおしゃれにしたい方や節水したい方、トイレ掃除を楽にしたい方などはタンクレストイレがおすすめです。ただし、タンクレストイレを設置するにはご自宅が設置条件をクリアしているか確認する必要があります。水圧の強さや電気工事の可否を確認したうえで、ご自宅のトイレにぴったりなタンクレストイレを選んでください。
水道救急センターでは、トイレ交換にも対応しております。他にも、つまりや水漏れなど、トイレや水まわりのトラブル対応も受け付けておりますので、お困りの際は下記よりお気軽にご相談ください。
24時間365日、お問い合わせ・見積もりは無料で受け付けております。
>>水道救急センターへのお問い合わせはこちら
>>コールセンター【 0120-245-990 】





