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ユニットバスのリフォームにかかる費用は?浴室のタイプ別に解説

ユニットバスのリフォームにかかる費用は?浴室のタイプ別に解説

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ユニットバスのリフォームを考えている方にとって、リフォームにどれくらいの費用がかかるのかは、気になるポイントですよね。

ユニットバスのリフォームは、浴室のタイプや広さ、グレードによっても違ってきます。

この記事では、ユニットバスを含めた浴室のリフォームにかかる費用を、タイプ別に解説していきます。

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この記事の執筆者

仕上舎 サービススタッフ

仕上舎は、水まわりに関する事業を行う会社です。24時間365日年中無休体制で、水道・水まわりの緊急トラブルに対応する[水道救急センター]とそれを支えるコールセンターの『水道救急対応部門』を中心に、家庭とオフィスの水まわりの安心に寄与してまいります。

浴室の種類を確認する

浴室の種類を確認する

浴室の造りには、在来工法、ユニットバス、ハーフユニットバスの3つのタイプが存在します。

リフォーム費用はそれぞれ異なるため、 リフォームを考えている浴室の現在の造りを確認してみましょう。

在来工法

在来工法(在来浴室)は、簡単に説明するとオーダーメイドの浴室です。

元々は他の部屋と同じ造りの場所を、浴室にするために下地材を防水加工し、上からタイルを貼って仕上げられています。

浴室の大きさやデザインを自由に決められるので、戸建てで多く採用されている浴室です。

しかし、防水加工をしているとはいえ、在来工法の下地は一般的な部屋と変わらないため、経年などにより、ひび割れによる水漏れや、シロアリによる食害といったトラブルにつながるおそれがあります。

ユニットバス

ユニットバスとは、浴槽、壁、床、天井などのパーツをあらかじめ工場で製造し、施工現場それらを組み立てるタイプの浴室のことを言い、システムバスとも呼ばれます。

各パーツを組み立てるだけで施工が完了するので、工期を短縮できるといったメリットがあり、近年では主流の浴室タイプになりました。

全体的に継ぎ目がない構造になっているため、水漏れしにくいのが特徴です。

ハーフユニットバス

ハーフユニットバスとは、在来工法とユニットバスを組み合わせた造りになっている浴室です。

床や浴室の壁の下半分は、パーツを工場で組み立てて、それ以外は現在の間取りに合わせて自由にデザインすることが可能です。

屋根や柱などの事情で規格サイズのユニットバスを造れない場合、ハーフユニットバスであれば、間取りをそのままにしてリフォームできるという利点があります。

ユニットバスのリフォームにかかる費用は?

浴室のリフォームには、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。

リフォームにかかる費用は、浴室の大きさやグレード、使用する資材などによって変わってきます。

今回はケース別に、ユニットバスや在来浴室のリフォームかかる費用を見ていきましょう。

ユニットバスをリフォームする場合

ユニットバスのリフォームにかかる費用は、50万円〜150万円程度です。

ユニットバスの施工は比較的簡単なので、在来浴室よりは費用を抑えられる傾向があります。

ユニットバスのリフォームにかかる工期は、4日程度です。

在来浴室をリフォームする場合

在来浴室の造りを変更せずにリフォームする場合、かかる費用は50〜200万円ほどです。

ユニットバスの施工に比べて、工事が大掛かりになるため、かかる費用も高くなってしまいます。

在来浴室は、水漏れやシロアリトラブルの対策も必須なので、浴室の状態によっては費用が高額になるおそれがあります。

在来浴室のリフォームの工期は、2週間〜1ヶ月ほどです。

在来浴室をユニットバスにリフォームする場合

在来浴室をユニットバスにリフォームしたいというケースもあるでしょう。

65万円〜150万円程度でリフォームできるため、在来工法によるリフォームに比べて費用を抑えられます。

しかし、築40年以上の古い団地などでは、ユニットバスを設置するスペースが十分にとれないおそれもあるため、業者とよく相談することをおすすめします。

なお、在来浴室からユニットバスにリフォームする場合にかかる工期は、1週間ほどになります。

浴室の一部をリフォームしたい時は

浴室の一部をリフォームしたい時

浴室の一部分をリフォームする場合、かかる費用はどれくらいになるのでしょうか。

料金の目安は、施工内容や施工箇所ごとに異なります。

  • 内装(浴室の壁、天井、床など)のリフォーム:10万円〜30万円
  • 浴槽の交換:10万円〜60万円
  • ドアの交換:3万円〜5万円
  • 浴室内の塗装:10万円〜20万円

浴室全体のリフォームが予算的に厳しい場合は、部分的なリフォームも選択肢のひとつです。

ただし、部分的なリフォームをした後に、他の部分の破損や老朽化で浴室内のリフォームが必要になった場合には、結果的に費用が余計にかかってしまうおそれがあります。

必要以上の費用負担を避けるため、現在の浴室の老朽具合は、正しく認識しておくことをおすすめします。

ユニットバスを長持ちさせるには定期的なメンテナンスを

ユニットバスの寿命はおよそ15年ほどと言われています。使用状況にもよりますが、寿命を過ぎたユニットバスは、水漏れなどのトラブルにつながるおそれがあります。

ユニットバスを長持ちさせるには、定期的なメンテナンスをおすすめします。

メンテナンスによって、破損や水漏れといったトラブルを避けられるだけでなく、耐久年数を伸ばせる可能性があるからです。

綺麗な浴室を保つためには費用もかかりますが、住民が住みやすい環境を優先することで、入居者の満足度も上がるはずです。

まとめ

浴室の費用

浴室には大きく分けて在来浴室、ユニットバス、ハーフユニットバスの3つのタイプがあり、それぞれ費用が異なります。

費用を抑えたい場合は、リフォーム業者とよく相談しましょう。

浴室を長持ちされるために、定期的な清掃やメンテナンスも忘れずに行うようにしてください。

定期的な清掃やメンテナンスを行うことで、水漏れなどのトラブルを抑えることができ、耐久年数を伸ばせる可能性があります。

 
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