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キッチンの排水口の掃除方法を解説!つまり・臭いを自分で直す方法も伝授

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ほとんどの方が毎日使うキッチン。排水口の汚れや食べカスを放置していると、ぬめりや嫌な臭いの原因になってしまいます。 今回は、キッチンの排水口の掃除方法について解説します。徹底的な掃除方法から、毎日の簡単なお手入れ方法、つまりや臭いの対処法まで紹介しているのでぜひ参考にしてください。
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この記事の執筆者

仕上舎 サービススタッフ

仕上舎は、水まわりに関する事業を行う会社です。24時間365日年中無休体制で、水道・水まわりの緊急トラブルに対応する[水道救急センター]とそれを支えるコールセンターの『水道救急対応部門』を中心に、家庭とオフィスの水まわりの安心に寄与してまいります。

キッチンの排水口の汚れの種類と原因は?

キッチンの排水口の主な汚れは、ぬめり水垢です。 これらが発生する原因について解説します。

ぬめり

ぬめりとは、カビやバクテリア(細菌)が繁殖する時に出す粘着物質です。排水口に残る水分や洗剤、油汚れ、食べかすなどは、これらの微生物のエサになります。このように、キッチンの排水口は微生物の繁殖に適した環境のため、ぬめりが発生しやすいのです。 排水口のぬめりは、後述の「キッチンの排水口の掃除方法 」に記載している掃除方法で簡単に落とすことができるので、ぜひ参考にしてください。

水垢

水垢とは、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムといったミネラル成分が固まったものです。キッチンの排水口に残る水を放置していると、水分が蒸発してミネラル成分が残ります。この残ったミネラルが水垢であり、さらに洗剤や油汚れなどと結びつくことで頑固な水垢になります。 頑固な水垢は、台所用洗剤ではなかなか落ちませんが、クエン酸や重曹などを使うことで簡単に落とすことができます。詳しい掃除方法が知りたい方は、下記記事を参考にしてみてください。 >>台所シンクの頑固な水垢や汚れは簡単に落とせる?

キッチンの排水口の掃除方法

キッチンの排水口の掃除方法 キッチンの排水口の汚れを防ぐためには、一週間に一回程度の掃除がおすすめです。 キッチンの排水口の掃除方法を紹介します。

用意するもの

キッチンの排水口の掃除で使用する道具を紹介します。
  • 台所用中性洗剤
  • 使い古した歯ブラシ
  • 掃除用スポンジ
  • ゴム手袋

パーツを分解して洗う

まずは、排水口のパーツをひとつひとつ洗います。 排水口は主に「排水口のフタ」「ゴミ受け皿」「排水トラップ」のパーツに分かれているので、分解してそれぞれを中性洗剤で洗います。このとき、掃除用のスポンジや使い古した歯ブラシを使用するとしっかり洗えるのでおすすめです。 排水トラップは基本的に固定されていますが、掴んで反時計回りに回すことで取り外すことができます。排水トラップの内側は特にぬめりやすいので、念入りに洗うようにしましょう。 掃除中に出た汚れやぬめりの塊は、水で流すと排水管のつまりの原因になります。ティッシュや袋などでくるんでゴミ箱に捨てましょう。

排水トラップの周辺を洗う

スポンジや歯ブラシを使って、排水トラップの周辺を洗います。手の届く範囲を無理せず掃除しましょう。 掃除中、排水管に道具や異物を落としてしまって拾うことが難しい場合、水で流そうとする排水管の奥でつまる恐れがあるため、水道業者に相談することをおすすめします。

キッチンの排水ホースの掃除方法

多くの場合、キッチンの排水口は排水ホースに繋がっており、排水ホースは取り外して洗うことができます。 排水ホースの内側の掃除方法を紹介します。

用意するもの

排水ホースを掃除する際に使用するものを紹介します。
  • 台所用中性洗剤
  • 使い古した歯ブラシ
  • バケツ
  • ゴム手袋

掃除の準備をする

まずは掃除の準備として、洗剤の用意とシンク下の収納物の移動を行います。 排水ホースは、シンクから取り外してバケツの中で洗うため、バケツの中に台所用中性洗剤を入れて水で薄めます。 また、排水ホースを取り外した際に汚れが飛び散ることがあるため、排水ホース付近に置いている収納物を移動し、タオルなどを敷いておきます。

排水ホースを床下排水管から抜く

排水ホースの下部は、床下の排水管に差し込んで固定されています。 接続部に設置されている防臭キャップや防臭カバー、防虫カバーなども同時に取り外しながら、排水ホースを排水管から外しましょう。

排水ホースを排水トラップから抜く

排水ホースの上部は、排水トラップと繋がっています。 接続部部はナットで固定されているため、ナットを反時計回りに回して緩め、排水ホースを引き抜きましょう。ナット一体型の排水ホースの場合は、ホースごと回して取り外してください。 排水ホースを取り除いたら、汚水や汚れが垂れるのに気をつけながら、バケツに移動させます。

排水ホースの内側を洗う

バケツの中で、歯ブラシなどを使って排水ホースの内側を洗います。汚れが落ちない場合や損傷がある場合、ホース本体の交換が必要です。 また、排水ホースの掃除をしても水の流れが悪い場合は、排水管でトラブルが起きている可能性があります。排水管のつまり解消をしても直らない場合は、水道業者に相談しましょう。

毎日できる!キッチンの排水口のお手入れ方法

毎日できる!キッチンの排水口のお手入れ方法 以下のような簡単なお手入れを毎日行うだけで、定期的なお掃除のときも汚れやぬめりが少なくなります。
  • 細かい食材のカスが排水管に流れないよう、ゴミ受け皿にネットを被せる
  • ゴミ受け皿のネットを毎日交換する
  • 料理用油を排水管に流さない
  • 一日の終りに60度以下のぬるま湯を流す
排水管にお湯を流すことで、油分の付着を防ぐことができます。ただし、熱湯を流すと排水管を傷めてしまうため、必ず60度以下のぬるま湯を流すようにしてください。

キッチンの排水口の掃除をしないとどうなる?

キッチンの排水口の掃除をしないと、記事の冒頭で説明したようにぬめりや水垢が発生し、頑固な汚れが付着してしまいます。 頑固な汚れは、排水管のつまり嫌な臭いの原因になります。

排水管がつまる

油汚れや洗剤、食材のカスなどが排水管に蓄積すると、排水管がつまる原因になります。排水管がつまると、水の流れが悪くなったり、水が排水されずに逆流して水漏れの原因になったりしてしまいます。 排水が詰まった場合、排水管の入口に重曹とお酢をかけて5分ほど放置してから流すことで、つまりの原因となる汚れやぬめりを解消することができます。詳しい掃除方法は以下の記事にまとめているので、気になる方はぜひ併せてご覧ください。 >>キッチンのつまりを解決するには?予防策やおすすめのツールを紹介

嫌な臭いが発生する

キッチンの排水口にある食品のカスや汚れを放置していると嫌な臭いの原因になります。 ただ、キッチンのシンクの嫌な臭いの原因は、排水口の汚れ以外にも排水トラップの不備や、排水ホースと塩ビ管の間の隙間なども考えられます。 排水口を掃除しても嫌な臭いが消えない場合は、以下の記事を参考にしてみてください。 >>シンクの嫌な臭いを解消するには?

自分で対処できない時は水道業者に依頼しよう!

今回はキッチンの排水口の掃除方法についてまとめました。 キッチンは基本的に毎日使うため、掃除をしないと排水口のゴミや汚れは日々増えていきます。これらを放置すると雑菌・悪臭の発生や排水管のつまりの原因になります。 毎日の簡単なケアと定期的なお掃除できれいな状態を維持できるので、日頃のお手入れを一度見直してみてください。
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