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水道局指定業者とは?工事を依頼する際の選び方やメリットをご紹介

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水回りのトラブルやリフォームが必要になった場合、どこに依頼すれば良いのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?

水道業者といっても「水道局指定業者」と「水道局に指定されていない業者」が存在し、それぞれ業務内容が異なります。そこで本記事では、水道局指定業者がどのようなことを行うかをご紹介。

また、水道局に指定されていない業者との違いや、失敗しない水道局指定業者の選び方のコツを解説しているので、ぜひ参考にしてください。

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この記事の執筆者

仕上舎 サービススタッフ

仕上舎は、水まわりに関する事業を行う会社です。24時間365日年中無休体制で、水道・水まわりの緊急トラブルに対応する[水道救急センター]とそれを支えるコールセンターの『水道救急対応部門』を中心に、家庭とオフィスの水まわりの安心に寄与してまいります。

水道局指定業者(指定給水装置工事事業者)とは?

水道局指定業者(指定給水装置工事事業者)とは?

水道局指定業者とは、水道事業において特定の要件を満たした業者であり、公共の水道供給に関する業務を行うことができる会社や団体のことを指します。

水道局は、水道法に基づき、地域の水道事業を運営管理しており、その一環として水道局指定業者を選定しています。

水道指定業者の要件

水道局指定業者として申請するには、一定の要件を満たす必要があります。具体的な条件は地域ごとに異なる場合がありますが、以下のような要件が一般的に求められます。

(1)事業所ごとに給水装置工事主任技術者※(国家資格)を置くこと。

(2)厚生労働省令で定める機械器具を持っていること。

(3)一定の欠格要件に該当しないこと。

※給水装置工事を管理する「給水装置工事主任技術者」は、適正な施工を行うために必要な知識と技術を備えており、事業所ごとに選任されています。
引用:札幌市水道局

また、令和元年10月1日に改正水道法が施行され、指定事業者に認定されても5年ごとに更新手続きが必要になりました。改正前は無期限だったため、今回の変更で認可を取り消される水道業者が出てくることもあり得ます。

水道局指定業者と指定業者以外の違い

水道局指定業者と指定業者以外の違い

では、水道局指定業者と指定されていない業者の違いはどこにあるのでしょうか。それぞれ修理できる内容が違うため、水道トラブルで業者に依頼する前に知っておきましょう。

水道局指定業者は、水道事業に特化した専門知識と技術を持つことが求められ、公共の水道供給に関する業務を行うことができます。

作業内容として、排水管の詰まり、水道管の建設、維持管理、修繕、水質管理など、水道事業に関連する業務を専門的に行うのが一般的です。

水道局指定業者は、水道法や関連する法令に基づいて規制されます。これにより、水道供給の品質管理や安全性に関する基準を遵守しなくてはなりません。

指定給水装置工事事業者とは

水道局指定業者は指定給水装置工事事業者だけではなく、「指定排水装置工事事業者」と呼ばれる業者もいます。

指定給水装置工事事業者は、給水装置の新設、改造、修繕、撤去、漏水などを対象に修理を行う事業者です。

一方、指定排水装置工事事業者は、水道局から「排水装置工事(下水道工事)を適切に行える」と認められた業者を指します。

主に構造変更、撤去、排水・配水設備の新設や増設、汲み取り式トイレから水洗トイレへの改造工事などが挙げられます。

指定業者以外の業務

水道局指定業者以外の業者は、水道事業とは関係ない業務も含めて幅広い業務を行うことがあります。

上水道工事の場合は、特別な国家資格を取得しなくてもできるパッキンや蛇口の交換など、一定の業務対応を行います。下水道工事の場合は、トイレ掃除やトイレ交換、軽度な水漏れ・詰まりなどの対応しかできません。

水道局指定業者に工事を依頼するメリット

水道局指定業者に工事を依頼するメリット

水道局指定工事店に指定されるためには、全国一律で設定されている条件を満たす必要があります。そのため、どの会社も認定されるわけではないので、業者を決める安心材料として一つの目安となるでしょう。

水道局指定業者は、水道事業に関する専門的な知識と豊富な経験、さらに業務において、高い品質と効率性を提供するためのノウハウを持っているのが特徴です。

水道工事の品質管理や水質管理について厳しい基準を遵守し、安全かつ信頼性の高い工事を行います。これにより、工事の品質が確保され、長期間にわたり維持することが期待できます。

このことから、水道局指定業者を利用したほうが良いことがわかりますね。

水道局指定業者の選び方で失敗しないポイント

水道局指定業者の選び方で失敗しないポイント

水道局指定業者は全国に多数存在しますが、水道局に認定されている店舗でも注意しなくてはならないことがあります。ここでは、水道指定業者の失敗しない選び方をご紹介します。

まずは気になる水道業者の情報を収集しましょう。ホームページのサイトで記載されている業者のプロフィール、過去の実績や評判などを確認し、信頼性や技術力を把握することが重要です。

また、水道業者の過去の実績や経験をチェックしてください。成功実績がどのくらいあるかを確認しましょう。業界内での信頼性や評判も重要な要素です。

さらに、業者の技術者の資格や経験、研修や教育にも力を入れているかなどを調査し、適切な技術や能力を持っているかを確認して判断しましょう。

水道業者に電話で問い合わせた際に、わかりやすく説明してくれたかどうかをチェックしてください。1社だけではなく、必ず複数の業者に問い合わせするのが重要なポイントです。

提案を受け取った際、内容や見積もり料金を比較して予算に見あった業者を選ぶと良いでしょう。また、水道業者が実施しているサービスも知っておくことが大切です。

例えば、「早朝や夜間に依頼しても割増にならないか」「出張費用は無料か」「相談だけでもOKか」などが挙げられます。

お客様にどのような付加価値を提供しているかも総合的に考慮したうえで判断しましょう。

これらのポイントを押さえて水道局指定業者を選ぶことで、信頼性や技術力の高い水道業者が見つかるはずです。

まとめ

今回は水道局指定業者についてご説明してきました。水道局に認定されていない業者も存在するので、違いを理解しておきましょう。特に急な水回りのトラブルは自分で解決できないこともあるため、あらかじめ水道局指定業者を探して探して決めておくのも一つの方法です。

 
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