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トイレは家の中でも重要な場所です。「トイレをもっと快適に、おしゃれにしたい」と思っている方も多いのではないでしょうか?
しかし、いざトイレのリフォームをしようと思っても、費用やどのように変えるのか悩んでいる方も多いでしょう。
そこで本記事では、トイレリフォームで交換できる場所や費用相場をご紹介します。
ただし、現在は燃料費や材料費の高騰により費用相場が上がっている可能性がございます。業者に依頼する場合は無料見積りに対応している業者を選ぶなど注意が必要です。
この記事でわかること一覧 |
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トイレリフォームでできることは4つ!費用相場もご紹介
トイレリフォームを行う際は、対応できる場所や費用がいくらかかるかを知っておきましょう。ここでは、トイレリフォームの以下の4つをそれぞれ詳しく見ていきます。
- 便座交換
- トイレの本体を交換
- 内装を変える
- バリアフリーにする
リフォーム① 便座交換
最新の便座には、暖房機能や洗浄機能など、快適さを高めるための便利な機能が搭載されています。
さらに、自動洗浄機能や除菌機能が付いている便座を選ぶことで、清潔さを保ちながら利用することが可能です。
最新機能には、自動で流水する便座やリモコン操作で調整できる便座など、使い勝手を向上させる多くの機能が組み込まれています。
しかし、新しい便座に交換する際は、電源が必要な場合があるので、トイレ内に使えるコンセントが無い場合は、電気工事を依頼するか検討しましょう。
便座の交換は比較的短時間で行える作業ですが、状況によって工期は異なります。通常は30分から2時間程度で完了することが多いです。
便座のみの交換代 | 商品の費用相場 |
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10,000円〜15,000円程度 | 24,700円 |
※商品の相場は大手メーカー5社の中央値
※ただし、現在は燃料費や材料費の高騰により費用相場が上がっている可能性がございます。業者に依頼する場合は無料見積りに対応している業者を選ぶなど注意が必要です。
リフォーム② トイレの本体を交換
最新のトイレは、水の使用量を削減できる設計になっていることが多く、普段の使用でも大きな節水効果があり、環境にも経済的にもやさしいのが特徴です。
さらに、お手入れしやすいタンクレスタイプや汚れがつきにくい素材など、日常の使い勝手を向上させる機能が多数備わっています。
しかし、古いトイレのサイズが大きいと、交換後に跡が残る可能性があるため、場合によっては床や壁の修復が必要になるかもしれません。
古いトイレとの違いや新しいトイレの設置に伴う調整が必要な点に留意して、計画的なリフォームを行うことが大切です。
また、工期の目安として、半日から1日かかることもあるため、できるだけ予定が少なく余裕のある日に依頼しましょう。
トイレ本体の交換代 | 商品の費用相場 |
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40,000円〜70,000円程度 | 66,074円 |
※商品の相場は大手メーカー5社の中央値
※ただし、現在は燃料費や材料費の高騰により費用相場が上がっている可能性がございます。業者に依頼する場合は無料見積りに対応している業者を選ぶなど注意が必要です。
関連記事▼
マンションの便器交換にかかる費用とは?リフォーム③ 内装も変える
トイレの交換と同時に、床や壁の素材やデザインを自分の好みにすることで、空間全体の雰囲気が一新されます。
新しい床や壁の素材とデザインにより、カフェのようなおしゃれな雰囲気や、他の部屋と調和する上質な空間をつくり出すことが可能です。
床や壁のリフォームを含めると、工期が通常のトイレ交換に比べて、1〜2日と長くなることがあります。計画段階で工期に余裕を持つようにしましょう。
内装込みの交換代 | 壁紙の費用相場 1平方メートルあたり |
床の費用相場 |
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50,000円〜70,000円程度 | 1,000円〜2,000円 | 20,000円〜60,000円 |
※ただし、現在は燃料費や材料費の高騰により費用相場が上がっている可能性がございます。業者に依頼する場合は無料見積りに対応している業者を選ぶなど注意が必要です。
リフォーム④ バリアフリーにする
手すりの設置や段差の解消、車椅子が出入りできるようなドアの交換など、バリアフリーの設備を取り入れることで、高齢者や身体に制約のある方、小さなお子様が安心して利用できます。
ただし、バリアフリー設備や収納棚の設置など、内装までのリフォームは工期が2日以上と長くなることがあります。
事前にリフォーム計画を立てる際に、工期の見積もりと余裕を考慮することが大切です。
また、壁下地の工事や配管工事(給水・排水)、床下地の組み換え工事などが必要となる場合があります。
バリアフリーの総額 費用目安 |
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50万円~80万円 |
※ただし、現在は燃料費や材料費の高騰により費用相場が上がっている可能性がございます。業者に依頼する場合は無料見積りに対応している業者を選ぶなど注意が必要です。
トイレをリフォームでおしゃれにするコツ
トイレをリフォームするならおしゃれにしたいと思うのは当然のことです。ここでは、便器や壁紙、床材を選ぶポイントをご紹介します。
便器のタイプにこだわる
便器には以下のように、大きく分けて3種類のタイプがあります。
【タンク付きトイレ】
現在はタンク付きトイレが主流です。便器と水を溜めるタンクが一体となっているため、水圧に関係なく安定して使用できます。手洗いが付いていないローシルエットタイプと、手洗いが付いているタイプに分かれます。
タンクが付いている分、サイズが大きくなることもあり、トイレスペースの制約がある場合は検討することが必要です。また、タンク下などに汚れが溜まってしまう可能性もあります。
【タンクレストイレ】
タンクがコンパクトでスリムなデザインとなり、狭い場所でも有効に活用することが可能です。水圧はある程度必要ですが、水圧に関係なく設置できるタイプも存在します。
タンクレストイレのデメリットとしては、手洗いが付いていないため、別途スペースを確保しなくてはなりません。
【収納一体型トイレ】
手洗いと収納が一体化しているため、トイレ内のスペースを有効に活用できます。整理整頓がしやすく、スッキリとしたデザインが特徴です。
設置にはある程度のスペースが必要ですが、トイレ内の収納や機能を重視する方におすすめです。ただし、温水洗浄や脱臭が付きの多機能なトイレは、価格が高くなることがあります。
壁紙にこだわる
トイレの壁は目立ちやすく、壁紙のデザインや色合いがトイレ全体の雰囲気を決定づけます。壁紙を決める際は、以下のようなポイントが挙げられます。
- 明るい雰囲気や清潔感を重視したい方は、白系の壁紙
- スタイリッシュで洗練された雰囲気を出したい場合は、柄物や独特のデザインの壁紙
- 耐水性と掃除がしやすい壁紙
- 消臭効果のある珪藻土や竹炭パウダーなどを含んだ壁紙
自分の好みや空間の特性を考慮しながら、明るさやデザイン、耐久性などをバランスよく検討して、理想のおしゃれなトイレを作り上げてください。
床材にこだわる
床は見た目だけでなく耐久性と掃除のしやすさも考慮する必要があります。以下に、トイレの床材選びのポイントをまとめてみました。
- 明るい壁に対して、ウォールナットのような濃い木目調の床材を選ぶことで、コントラストが出て落ち着いた印象を与える
- 掃除が楽になるクッションフロアやフロアタイル
- 大理石調、タイル調、木目調など、スタイルや雰囲気に合ったデザイン
床は面積が狭いため、濃い色や派手な柄を使用しても部屋全体を圧迫することが少ないです。
耐水性や掃除のしやすさ、デザインの好み、耐久性などを考慮し、バランスを取りながら床材を選ぶことで、トイレ空間をより快適で魅力的にできます。
マンションでトイレリフォームを行う際の注意点
マンションにお住まいで、トイレをリフォームする際はいくつかの注意点があります。
ここでは
- タンクレストイレがNGなケースもある
- 増設ができない場合がある
- 管理会社に必ず連絡をする
について、それぞれご説明します。
タンクレストイレがNGなケースもある
タンクレストイレはタンクがないため、十分な水圧が確保されない場合、流水や排水がしっかりできないことがあります。
特にマンションなどは低水圧なこともあるため、トイレの種類を選ぶ際に気をつけなくてはなりません。
増設ができない場合がある
マンションの管理規約や建物の構造によっては、トイレの増設が許可されない場合があります。トイレの増設の可否はマンションごとに異なるため、まずは管理会社や管理組合に相談し、確認することが重要です。
トイレの増設が不可能な場合でも、既存トイレのリフォームや改装で、機能性やイメージを向上させることができます。
管理会社に必ず連絡をする
マンション内でのリフォームを行う際には、管理会社や大家さんなどに事前に許可を得る必要があります。
マンションの管理規約には、リフォームに関する規定が記載されています。許可が必要な工事や制限がある工事について確認しましょう。
また、マンションでは隣人との共有空間が多いため、リフォームによる騒音や振動などが近隣住人に影響を及ぼす可能性があります。工事のスケジュールや内容を周囲に事前に通知し、配慮することが大切です。管理会社からお知らせしてもらうのも良いでしょう。
トイレリフォームは助成金・補助金が出る可能性が高い
トイレリフォームは高額になりやすく、負担金額も大きくなるのがデメリットです。しかし、条件によっては助成金や補助金が出る場合があるので、下記をチェックしてみてください。
リフォーム減税制度とは
トイレのリフォームには、減税制度を活用することで節税が可能です。以下に、異なる種類のリフォームに対して適用される減税制度の一部をご紹介します。
リフォーム減税制度の種類 | |
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バリアフリーリフォーム | 住宅内を快適で使いやすい環境に整えるための措置です。 最大控除額が60万円まで適用されます。 |
耐震リフォーム | 住宅の安全性を高めるためのサポートが受けられます。 最大控除額が62.5万円まで適用されます。 |
省エネリフォーム | 環境への配慮と節約効果を兼ね備えたリフォームに関する減税措置です。 最大控除額が62.5万円または67.5万円まで適用されることがあります。 |
その他にも、同居対応リフォームや長期優良住宅化リフォームなどがあります。それぞれの目的に合わせてリフォーム減税制度を活用しましょう。
介護保険住宅改修費補助とは
介護保険制度とは、要支援・要介護認定を受けている方を対象にしていて、住宅改修を行うことで安全で快適な生活環境を提供するための制度です。
特にトイレリフォームなどの住宅改修に関して、補助金を受けることができることがあります。以下に、介護保険制度を利用したトイレリフォームに関するポイントをまとめてみました。
介護保険制度について | |
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対象となる条件 | 利用者は要支援・要介護認定を受けており、改修を行う住宅に居住していることが条件です。 入院や福祉施設入居中の場合は対象外となります。 |
目的 | 居住環境を安全にし、介護が必要な人の利便性を向上させます。 危険な箇所を改修し、介護スペースを確保することが主な目的です。 |
補助金額と補助率 | 補助金の額は利用者の所得(介護保険自己負担割)に応じて7~9割が支給されます。 工事費の上限は20万円で、最大18万円の補助を受けられます。 |
支払い方法 | 工事完了後に費用を支払った後に支給される「償還払い」方式です。 工事費を全額支払い、その後に補助金が支給されるため注意が必要です。 |
介護保険制度を活用することで、要支援・要介護の方々が安心して自宅で生活できる環境を整えることができます。
具体的な手続きや詳細な情報は、介護保険担当の窓口や公式サイトを通じて確認し、利用する際には正確な情報を得るようにしましょう。
まとめ
トイレリフォームと一口に言っても便座のみ、内装を変えるなどさまざまです。ここで紹介したリフォームを行う際の注意点や費用相場をチェックして、納得のいくトイレにしませんか?
ライフサポートでは、水まわりのトラブルだけではなくトイレリフォームも行っております。工事費とセットの料金を無料でお見積もりいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
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