給湯器

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給湯器の水漏れ原因と対処法

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給湯器が水漏れを起こしてしまったら、慌ててしまいますよね。
水漏れが起きてしまった後の対処方法について知っておきたいという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は給湯器が水漏れを起こす原因から、水漏れ後の対処方法までを詳しく紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。


給湯器の水漏れ原因

給湯器が水漏れを起こす原因としては以下の3つが挙げられます。

  • 経年劣化による水漏れ
  • 配管凍結
  • 設置ミス

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

経年劣化による水漏れ

1つ目に考えられるのは、経年劣化による水漏れです。
給湯器には寿命があり、使用開始から7〜10年経つと内部の部品は劣化します。

部品の交換でトラブルを解決できる場合もありますが、10年以上使用している場合は他の箇所の劣化も考えられるため、給湯器の交換のサインと見て交換の検討をおすすめします。

配管の凍結

これは冬場の気温がグッと下がった時に多く見られる水漏れです。
配管が冷えると配管内に溜まっている水が凍結で膨張し、配管が破裂します。
配管が破裂すれば、当然そこから水漏れが発生します。

凍結は北海道などの寒冷地域で起こると思われがちですが、寒冷地域は配管に凍結防止の対応が取られていることが多いため、実際に凍結が多いのは関東などの比較的暖かい地域になります。

設置ミス

通常あってはならないものですが、給湯器の設置時に配管の接続が甘く、そこから水漏れが発生するといったケースです。

きちんとした作業者が行えばこのようなことが起きることはありませんが、経験の浅い新人や素人が作業を行なった場合、設置不良による水漏れが起こる可能性はあります。
工事後は問題なくても、時間とともに配管に負荷がかかり水漏れを起こすケースもあります。
ただし、そのほとんどが給湯器を設置してから間もない場合なので、取付を行なった業者に連絡し、無料で修理の依頼をしましょう。

給湯器の水漏れ放置は危険

給湯器が水漏れを起こした際は、絶対に放置しないようにしましょう。
給湯器の水漏れを放置してしまうと、以下のような問題を引き起こす可能性があります。

一酸化炭素の発生源になる

給湯器の水漏れが炎の近くで起きると、不完全燃焼し一酸化炭素の発生源となります。
これが起きてしまうと、健康被害が起こるだけでなく、最悪の場合は一酸化炭素中毒で命の危険にまで及ぶ可能性があります。

また、電気系統が水に侵入するとショートする可能性もあるので、水の近くで放置するのも非常に危険です。
給湯器の調子が悪いと感じたらすぐに点検し、水漏れが起きていたら直ちに使用を中止しましょう。

下の階に漏れた水が流れる

最初はポタポタというくらいの水漏れだったとしても、パッキンなどの内部パーツが完全に壊れてしまった場合などは、給湯器の周りが水浸しになることがあります。

一軒家であれば自宅周りだけの影響で済みますが、マンションやアパートの場合は下の階まで水浸しになる可能性があります。

無理して使い続けた結果、他人に迷惑をかけることになりかねないので、水漏れが起きていると分かったら、すぐに使用を中止しましょう。

家庭で可能な応急処置

次に家庭内で対応可能な応急処置について見ていきましょう。

給湯器を止める

給湯器が水漏れを起こしたら、まずは給器の電源を切りましょう。
給湯器の電源をつけた状態で水漏れを放置していると、感電する恐れがあります。

電源の場所はコンセントの抜き差しやリモコンパネルによる操作など、給湯器によってさまざまです。
もし電源の場所が分からない場合は、ブレーカーを落とすのもいいでしょう。

水漏れ箇所を確認する

給湯器の電源を切った後は、どこで水漏れが起きているのかを確認しましょう。
水漏れの箇所を把握しておくことで、修理を依頼する際に状況を詳しく伝えられるようになります。

場合によっては到着までの間に指示をもらう可能性もあるので、水漏れ箇所はなるべく正確に把握しておくようにしましょう。

給湯器の交換はプロに任せる

給湯器の水漏れは通常、修理よりも交換の方が多いです。
ホースやパッキンの交換程度なら1人でも可能である場合もありますが、給湯器は水だけでなくガスや電気が関わる機器です。
自分で部品を交換したが水漏れは直らず、結局は業者を呼ぶことになってしまった……なんてことは珍しくありません。

また、修理をしている内に誤ってバルブなどを損傷させてしまった場合には、ケガや火事、感電につながる恐れもあります。

以上のような点から、給湯器の交換はプロの領域であると考えた方がいいでしょう。

まとめ

ここまで、給湯器の水漏れの原因と対処法についてお伝えしてきました。
給湯器の水漏れは放っておくと、水道代が高くなってしまうだけでなく、火災や感電などの事故の原因につながる恐れもあります。

給湯器が水漏れを起こしていることに気づいたら、早めの対処をしましょう。
また、給湯器の水漏れは自力で直すのが難しく、危険を伴います。

自分で修理したことが原因でメーカー保証を受けられないこともあるため、水漏れが起きた際は自分で修理するのではなく、プロの修理業者に任せるようにしましょう。





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